今日はついにやってきた、採卵日。
辛い辛い体験記(でも貴重な人生経験でもある!)を
記しておきます。
早朝に病院へ行きました。
私の他にも、採卵のために来院してる方が2、3名。
とはいっても、おそらく10個以上の卵胞を
採卵する予定の人はいないでしょう…。
だからか、処置室(手術する部屋)に
最初に呼ばれたのは私でした。
看護師さんもお医者さんも優しくて、
安心感はあったし、思ったよりリラックスできてるかも…
というスタート。
子宮を消毒してスプレー麻酔(表面だけ)のあと、
注射麻酔を数ヶ所。
恐ろしくて仕方なかったけど、
スプレー麻酔のおかげか全然痛くありません。
そしてついに、採卵…!
子宮は麻酔のおかげで痛くないのですが、
卵巣には麻酔が届かないので、無防備な状態。
ちょっとチクッとしますよ、と言われていました。
まず右側の卵巣。
今回は10個以上の卵胞を取ると言っていましたが、
右側の方にたくさんあって、左側は少し。
だから右側に時間がかかります。
「チクッとしますよー」と先生が言ったあと、
確かに、注射をされるときのような鋭い痛みが。
でも、まだ我慢できる……。
「だ、大丈夫です…」といいながら、
モニターで黒く映る大きな卵胞が、
一つ一つ小さくなっていく様子を見て
気を紛らわしていました。
結構1つの卵胞を吸うのに時間がかかって、
(シュポッと一瞬で吸うイメージをしていた)
長いこと刺したままの状態が続く。
ゆっくりゆっくり、卵胞を吸い込んでいく。
抜いてはまた刺し、吸う、の繰り返し。
結構イケるな〜と思っていたけど、
何度も刺すうちに痛みが大きくなってきて、
あとはもう地獄でした(涙)
「痛いです」と涙目で訴えましたが、止めるわけにはいかず。
「痛いかぁ」と先生、続ける(涙)
自分の指を強く握りすぎて、
終わる頃には手が鬱血して青黒くなるほど…。
やっと終わった!と思ったら、次は左側の卵巣。
数個どうにか耐えて、無事に終わり…。
これは、もう、一生やりたくない(涙)
(※私は数が多いせいで、普通よりしんどかったみたいです)
終わった後は、フラフラしながら安静室へ。
永遠にも感じられた手術時間は、実は20分くらい。
その後3時間くらい安静にしていなければいけません。
看護師さんに「お腹が痛くなったり、気分が悪いときは
ナースコールで呼んでくださいね」と言われるけど、
ま、大丈夫だろう、と思っていたら……
痛い(涙)お腹がどんどん痛くなってきて、
さすっても耐えられないほどに…。
勇気を振り絞りナースコールで
「お腹が、痛いです…」と訴えると、
すぐに看護師さんきてくれて、座薬を入れてくれました。
人生、初座薬……。
座薬を入れるとスッと楽になり、
あとは3時間、ボーク重子さんの本を読んで過ごしました。
横になれるのは助かる。安静室正解。
その後、帰りの診察がありました。
子宮内の止血用ガーゼを取り、再度消毒。
(これも痛かった。)
そして先生から、
「採卵は9個でした」と告げられました。
10個以上、取れる予定だったけど、
実際は未成熟な卵胞もあったらしい。
あんなに頑張ったのに!!
いやいや、9個も取れたのだ。よしとしよう。
そして最後に黄体ホルモンの注射を打たれます。
これが、打った後が痛い注射で、
「筋肉痛みたいな痛みが続きますよ」と言われていたけど、
筋肉痛+鋭い痛み、みたいな感じで、
夜まで苦しみました(現在進行形)。
抗生剤など大量の薬を処方されて、
13時半ごろようやく帰路。
卵胞は9個取れたというけど、
そのうち体に戻せる受精卵にまで成長する確率は、
30〜40%くらいだそうで、
単純計算でいくと3個くらい。
0個、という場合もあるらしいので、
謙虚に静かに待とうと思います…。
(結果は1週間後。)
普通はすぐに体に受精卵を戻しますが、
私の場合は数が多かったせいもあり、
卵巣が腫れてしまうので、
1周期、間を置くそうです。
いやいや、そのあいだに少し休むよ……。
私の子宮&卵巣、本当にお疲れさまでした……(涙)
お読みいただきありがとうございました。
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